PSYCHO-PASS Sinners of the System

INTRODUCTION

正義は、歪んだ世界を照らす。PSYCHO-PASS Sinners of the System

人間の心理状態を数値化し管理する近未来。
犯罪に関する数値〈犯罪係数〉を測定する銃〈ドミネーター〉を持つ刑事たちは、犯罪を犯す前の〈潜在犯〉を追う。
2012年にスタートしたオリジナルTVアニメーション作品『PSYCHO-PASS サイコパス』は、2014年にTVアニメ第二期を放送、2015年に劇場版アニメを公開し、その世界観を広げてきた。そして2019年――劇場版アニメ三部作としてその物語が動き始める。これまでのシリーズと劇場版に参加したスタッフが再結集。塩谷直義が監督を務め、アニメーション制作はProduction I.Gが担当する。Case.1の脚本は、『PSYCHO-PASS サイコパス』ノベライズ「PSYCHO-PASS ASYLUM/GENESIS」を執筆した吉上亮が担当。Case.2とCase.3の脚本を、TVアニメ第一期、劇場版の脚本を手掛けた深見真が担うことになった。
3つの物語の舞台は約100年後の日本とアジア――その現在、過去、未来に起きる事件が語られる。事件に立ち向かうのは、規定値を超えた〈犯罪係数〉を計測された〈執行官〉たちと〈シビュラシステム〉が適性を見出したエリート刑事〈監視官〉たち。犯罪を未然に防ぐために必要なものは、猟犬の本能か、狩人の知性か。事件は思わぬ事実を明らかにし、世界のあり方を映し出す。これまで語られていなかった『PSYCHO-PASS サイコパス』のミッシングリンクがついに紐解かれる。

STORY

  • Case.1「罪と罰」

    Case.1「罪と罰」

    STORY

    2117年冬、公安局ビルに一台の暴走車両が突入する事件が発生。その運転手は青森にある潜在犯隔離施設〈サンクチュアリ〉の心理カウンセラー・夜坂泉だった。しかし取調べ直前に夜坂の即時送還が決定する。 監視官の霜月美佳は、執行官・宜野座伸元らとともに夜坂送還のため青森へ向かう。 そこで待っていたのは、〈偽りの楽園〉だった。

    今回は、私の事件ってことでいいですよね、センパイ

  • Case.2「First Guardian」

    Case.2「First Guardian」

    STORY

    常守朱が公安局刑事課一係に配属される前の2112年夏、沖縄。
    国防軍第15統合任務部隊に所属する須郷徹平は、優秀なパイロットとして軍事作戦に参加していた。
    三ヶ月後、無人の武装ドローンが東京・国防省を攻撃する事件が発生する。
    事件調査のため、国防軍基地を訪れた刑事課一係執行官・征陸智己は、須郷とともに事件の真相に迫る。

    「フットスタンプ作戦」……あそこで、本当はいったいなにがあったんですか!

  • Case.2「First Guardian」

    Case.3「恩讐の彼方に_」

    STORY

    2116年に起きた東南アジア連合・SEAUnでの事件後、狡噛慎也は放浪の旅を続けていた。
    南アジアの小国で、狡噛は武装ゲリラに襲われている難民を乗せたバスを救う。
    その中には、テンジンと名乗るひとりの少女がいた。
    かたき討ちのために戦い方を学びたいと狡噛に懇願するテンジン。
    出口のない世界の縁辺で、復讐を望む少女と復讐を終えた男が見届ける、この世界の様相とは…。

    わたしの、先生になってもらえませんか

PSYCHO-PASS Sinners of the System